ビタミン不足社会人の戦闘記

自分落ち着け日記になっております。

陰キャ、辛すぎて一人で登山した。

まず初めに、論理性のない人間が文章を人様の目に止まる場に初めて書こうってんだからかなりお粗末な殴り書きになると思うが大目に見て頂きたい。勢いだけで開設した。

 

私は子供の頃からとにかく目立ちたくない人間だった。お遊戯会の役も一番人数が多いやつで…と要望する幼稚園児なんて今思うと微塵も可愛くねぇ。

リーダーとか一番とか司会とか逃げ回って、なるべく人を傷つけず傷つけられないように生きてきた。そしたら友達がめちゃめちゃ少ない、仕事のできない(これは能力値の問題であるがともかく)社会人になっていた。

 

週末もあまり人に呼ばれないし趣味もこれと言ってない。よくこのブログに出てくる人達のような同人書いてますみたいなほどの創作できる側のオタクでもない。まあ文章ここまで読めばそれは分かると思う。幼少期から引っ越し繰り返してるし幼なじみとかもない。

 

そんな私も大学はそれなりに楽しく生きていた。片手で足りる友人とテスト勉強したり稀に旅行したりして特に目的もなく就職した。まあ普通にいる大学生みたいな毒にも薬にもならない4年間だったと思うしもっと言えば平均値みたいな22年だと思う。

 

だけど有り体に言うと仕事で病んだ。

この言葉好きじゃないけど他になんて言っていいか分からない。毎日よく怒鳴られてる。皆も言われてるししょうがないんだろうと思ってたけど身体が壊れた。お風呂に入れなくなって駅から家まで帰れなくなって玄関で動けなくなって電車で涙が止まらなくなった。

怒鳴られているときに過呼吸になったのを笑われて止め方が分からなくなった。

 

こういうとき、陰キャの恐ろしいところは人に頼らない(ソースは俺のみ)。何かおかしいな〜疲れてんのかな〜(涙ボタボタ)みたいに日々を乗り越えてた。

誰にも相談しなかった。いじけているというより他人を信じないことを信じている。信仰は無くしてきたものの代償なのだってなんか昔のマンガで読んだような読んでないような。

 

 

そんなキメ顔しても体調不良は止まらない。あまり食事も取れなくなった。

頭と経験値が弱すぎてこういうときのストレス発散が美味しいもの食べる🌟みたいなのしか思いつかなかったからこれが結構しんどかった。

 

でも週末や毎晩楽しいことしようとしても憂鬱すぎて考えられないし涙止まらなくて顔腫れるし意味なかった。

 

いっそ週末に嫌なことすればそっちが憂鬱になるんじゃね?仕事の方がマシって思えることはなんだ。→運動→友達いないから一人でもできるやつがいいな。疲れるやつ。そしてど素人でもはたからみて浮かないやつ→山登ろ。

である。

決して陰キャがスポーツに目覚める感動とか、仕事を補って余りある充実した趣味が…とかじゃない。私の人生にそんなものは訪れない。

 

思い立ったらすぐやらないと本当に山なんて一生登らなさそうだからその週末に行くことにした。服とかリュックとかもちろん無いし買わないしなんかぽい物だけで揃えた。靴は普通のスニーカー履いた。高尾山だとそんなに憂鬱にならなそうだなと思ったから関東圏のまずまずのところに登ることにした。ギリギリ日帰りできるくらいで。

 

まず朝が始発。オタクの苦手事項「趣味イベ以外の早起き」だからまずこれしんどい。次に登山口で見た目で浮いてた。皆ちゃんと山ガール(死語)と山ボーイ(そんな言葉ある?)の格好だし、ましてや一人で登る人はプロみたいな格好の人ばっかだった。

崖なんかってくらい手も使って登って15分おきに休憩してる奴どんな高齢登山者から見ても浮いてた。なんでこいつ一人でよくわからんシャツきて登ってるん??っていう心の声が私を抜かしていく全員から出てた。

恥ずかしいなと思ったけど職場で呼吸できなくなってるときよりよっぽどマシだった。むしろ自分がまともとして22年も生きてた方が異常だったんだ、もしかして気づいてなかっただけ?周りは浮いてんなとか思ってたんかな。

 

とか色々汗だくになりながら登ってお腹とか全然空かなくてそれでも食べた方がいいよなと思って頂上で食べたおにぎりは喉にめちゃくちゃ引っかかった。あんまり景色に感動とか野鳥や植物で癒しとか感じないんで山頂付近は割愛。きっつ、まだ半分?くらいの気持ち。仕事よりきついかと言われるとギリ仕事と思ってちょっと笑った。一人で。週末の山頂で。24歳、こわ。

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帰りの方がつらくて足動かないし限界だった。下山しきったときここ最近の人生で一番臭くて汚かった。それが、唯一ちょっと気持ちよかった。よくわからんけどざまあみろと思った。

 

帰りの電車は夕焼け綺麗で近くの銭湯入ったのに自分の汚さがまだ浮いてる気がした。運動嫌いでやっぱりめちゃめちゃ登山辛かったし道間違えたし明日からしばらく筋肉痛だしちゃんと仕事より憂鬱だなと思えた。

 

結論私はまた後日別の山に登ることになる。登山のある週もない週も仕事は辛いしたまに言葉が出なくなったり放心したりする。でも少しずつお風呂に入れるし駅まで歩けるようになった。

要因は何となく登山ではない気がするけどとりあえずタイトルの内容は終わり。何かに記録残したかった。はてなブログに登録して1hとかで推敲も何もないけど投げます。

私お疲れ。明日も仕事。